
ども。ゲンゴローです。
今回は投資の世界でよく耳にする「ドルコスト平均法」について解説します。
ドルコスト平均法とは
ドルコスト平均法とは、価格が変動する商品を一定の金額で定期的に購入する方法です。
メリット
定期的に定額で購入するため、以下のような購入の仕方になります。
- 商品が値下がりした場合、同じ金額でより多くの商品を購入
- 一方で商品が値上がりした場合、より少ない商品を購入
上記の購入方法を長期的に続けていくと、商品の購入価格は平準化されていきます。
その結果、高額時の購入による損失拡大のリスクを軽減することができるのです。
そのため、株式投資のように毎日株価のチャートとにらめっこして、株価の上下に一喜一憂することはありません。
上記みたいな大暴落があっても、慌てなくて大丈夫です。
むしろ、安くてたくさん買えるバーゲンセール感覚です。(もちろん価格が復活しうる商品の購入が前提ですよ!仮想通貨の草コインとかはダメ!ゼッタイ!)
デメリット
一見魅力的な投資方法に思えますが、デメリットも存在します。
それはハイリターンが狙えないことです。
ドルコスト平均法は長期投資が前提の投資方法です。
「楽して大金持ちになりたい!」とか「デイトレードで今すぐ儲けたい!」
みたいなカイジ的マインドの人には向いていません。
利根川のいう通り、簡単にお金は手に入らんのです・・・
また、あくまで「定額」で購入するため、安値の時に大量購入することができません。
リーマンショックやトランプ大統領当選などような株価に大打撃を与えるニュースを聞いても、ガッツリ買い増しすることはできず、じっと堪えるしかないのです。
まとめ:お金・時間・精神力かけられない人におすすめ!
ドルコスト平均法は、以下の人に向けてオススメです。
- 投資をやってみたい!けど十分な資金がない。
- 投入した資金を失うのが怖い。
- 投資は片手間で、本業や趣味に専念したい。
積立NISAによるインデックスファンドの購入や、
ウェルスナビをはじめとするロボアドバイザーによる積立機能を使用することでドルコスト平均法を実践することができます。
必ずしも万能とまではいきませんが、お金も時間も精神力もあまり投資にかけたくない人にとってはオススメの投資方法です。
積立投資について本でも勉強したい!という方は以下の書籍がオススメです。
とてもわかりやすく丁寧に解説されています。
要所要所は漫画仕立てになっているので、普段本を読まない人も読みやすい内容になっています。