
ども、ゲンゴローです。
今回はphaさんの『知の整理術』を読みました。
自分はphaさんのファンで、書籍はほぼ読んでいます。
ためになる内容なのはもちろん、文体からやさしい人柄が伝わってきます。
前著「しないことリスト」も紹介しているので、よろしければどうぞ!
今回の『知の整理術』ではphaさんが編み出した、効率的な学び方を余すことなく紹介されています。
自称「超めんどくさがりや」とのことですが、phaさんは「京大現役合格」「人気ブログ運営」「シェアハウス運営」をされています。
自分はあまり効率的な勉強が出来なかった人間なので、すごく羨ましいです。
効率のよい学び方を覚えたい!と思い、本書を読みました。
勉強への「抵抗の無さ」で人生は変わる
本書の冒頭でphaさんは、勉強することの重要性についてこのように述べています。
「勉強という趣味のよいところは、一生楽しめて役に立つところだ。」
確かに、仕事に関連する勉強をすれば、収入が上がることがあります。
歴史や心理学などの知識があれば、人生の問題にぶちあったりしたときも解決策を見つけ出しやすいです。
お金がなくても勉強を楽しむ能力があれば、図書館やインターネットでいくらでも知識を吸収することが出来ます。
勉強法を学ぶことは、人生を有利にすると言っても過言ではないでしょう。
勉強するための3軸
本書では、効率よく勉強するための軸として、以下3点が紹介されています。
①習慣の力でやる
②ゲーム感覚でやる
③楽しいことだけやる。
自分は特に③が重要だなと思いました。
「楽しむにはまず、心の余裕が必要」だとphaさんは言います。
そんなの無理!という人も多いと思います。
社会人で、平日夜遅くまで仕事をしていると、帰ってきてから勉強するのは相当なモチベーションが必要です。
心に余裕を持つコツとして、phaさんは、
「自分が宇宙人か、未来人だと想像する」と言います。
「ヒマ潰しにヴァーチャルリアリティの世界で21世紀の地球人の人生を仮想体験しているだけ、と考える」そうです。
これは斬新な考え方だと思いました。
確かに、自分のおかれている状況を客観的に見つめるという思考は、心の余裕を取り戻すためにかなり効果的だと思います。
忙しいときは、だいたい目の前のことしか見えていません。
自分も忙しいときこそ、一度立ち止まり、自分を客観視することを心がけようと思います。
「だるい」から抜け出すモチベーション
何にもやる気がない日もありますよね。
本書では、モチベーションを上げる方法をいくつか紹介しています。
その中で自分は「死を意識する」という方法を読んではっとさせられました。
もし3年後死ぬとしたら、今、何しますか?
今のままだらだらと生活しますか?
本来人間は永遠に生きているわけではありません。
しかし、日々の生活に追われていると、今日という日がずっと続くような錯覚に陥ってしまいます。
時間は有限であること、念頭に置きつつ生活しようと思いました。
「楽しみながら」勉強していこう!
本書は、「勉強したいけどやり方がわからない」、「勉強のモチベーションを上げたい」人にオススメです。
難しい言葉はあまり出てこず、スイスイと読み進めることができる一冊になっています。
最後に本書で好きな言葉を紹介して、筆を置きたいと思います。
一生懸命、必死でがんばっているやつよりも、なんとなく楽しみながらやっているやつのほうが強い。
やりたいことも、やるべきこともたくさんあると思います。
何でも「楽しみながら」進めていきましょう。