
こんにちは。ゲンゴローです。
今回は、学歴の価値について語ろうと思います。
現在、文部科学省は大学入試の抜本的な改革を進めようとしています。
それは「人物重視」の大学入学試験です。今までのような暗記や塾で培った受験のノウハウだけでは、大学に入学できないよ!という仕組みになろうとしています。
また、今日の技術の発展から、有名大学の授業がネットさえあれば無料で見ることが出来ます。わざわざ4年間通う必要もないのでは?という大学不要論を提唱する方々もおります。
上記のようなことから、今後大学を取り巻く環境は、大きく変わると考えられます。
しかしながら自分は、それでも学歴の価値は衰えない。と考えています。
なぜなら、学歴は自らの品質証明書になるからです。
「自分は高水準の努力ができます!平均以上の学力があります!」ということを一瞬に、また大多数の人間に公平に示すことが出来ます。
例えば就職活動において、企業の採用担当は、数多の学生を短期間で取捨選択する必要があります。それが学生に人気の有名企業の場合さらに顕著になります。
学生を取捨選択する際、学歴という共通のものさしは大きく役に立つのです。なぜなら、日本社会を構成している、国や大企業、ベンチャー企業において需要なポジションに位置する人の大半は「高学歴」に分類される大学を卒業、あるいは入学しています。
その人事部門も例外ではありません。似たような学生が二人いたら、自分達と同じ学歴の良い学生が選んでも不思議ではありません。
ほぼ同額の肉だったら、外国産ではなく国産を選びたくなりますよね。品質が良いものを選びたくなるのは、誰だって同じです。
人物重視の場合、公平な判断ができるのでしょうか。ボランティア等の社会活動は定量化できません。優劣をつけることは大変難しいと考えられます。(そもそも入試目的の活動は、見返りを求めている時点でボランティアではない気もしますがw)
また学歴なんてものは、「自分が納得できるかどうか」に尽きます。
昨今の大学不要論にとらわれず、自分の納得できる大学・大学院を目指すべきだと思います。
現状の日本のシステムであれば、大学院から難関大学に入ることも難しくはありません。
学歴ロンダリングの方法については、下記記事にまとめていますので、よろしければどうぞ
自分が努力しないのを、世の中のせいにしてはいけません。