
こんにちは。ゲンゴローです。
今回は大学院生の就職活動に関して書こうと思います。
大学院行きたいけど、卒業後の進路が不安・・・
そんな不安を吹き飛ばします!
大学院の就職活動は大きく2種類に分類されます。
・学部生との同様の就活
・推薦
学部生との同様の就活
言葉通り、学部生と同様に、お目当ての会社にエントリーして筆記試験や面接を受けていく就職活動です。
理系・文系問わず大学院生も、学部生と大して変わらない就活をしています。
文系の院生についてですが、文系で大学院に進学するのは自殺行為、という話を耳にした人も多いと思います。
これは、年を無駄にとるだけで就職先がみつからない。学問で食べていく覚悟のある人間しか行くべきではない。という考えからきています。
しかし自分は、文系でも大学院進学しても良いと思います。
修士論文の執筆を通して、学部では中々身に着ける機会のない、論理構成を学ぶことが出来ます。そのスキルは、就職活動だけでなく、入社後の業務でも生かすことができます。
実際に自分は、文系の専門に近い研究室に進学しましたが、一般的な就活をして、内定をとり
現在ちゃんと働けています。笑
大学院で学んだことは、上司への報告・連絡・相談時における口頭説明や資料作成などに活かされています。また、業務改善など新たな業務を企画する際の論理構成にも、大学院でのゼミの経験が活かされています。
自分の研究室では研究テーマを自分で考えて、月に一度ゼミで研究室のメンバーの前で研究の進捗状況を発表する文化がありました。論理構成や文章の作成方法に関して教授や博士課程の先輩にフルボッコにされた経験は、間違いなく今役に立っているという自負があります。
しかし注意すべきなのは、院卒での文系就職を良く思わない会社もあるということです。
説明会などの時点で、院卒でも募集があるかどうか、実際に院卒で入社した人がいるかどうか確認しておくべきです。
推薦
大学院の専攻や研究室に企業から推薦枠が用意されている場合があります。
教授が大企業出身など、強靭なコネクションがある場合、いきなり面接から始まることや、
ほぼ内定が確定している面談一回で内定が出る。といったこともあります。もちろんしっかり研究した人限定であることは言うまでもありませんが!
専攻に募集が来ている推薦は、あくまで推薦枠の中から定めた人数は絶対採用しますよ!という場合が多いです。併願も出来ません。内定を辞退すると大学にかなり迷惑がかかります。あまり学生側にメリットがないのが現状です。
推薦で就活をとっとと終わらせたいと考えている方は、研究室に募集の来ている推薦を利用したほうが良いでしょう。
まず、入学する前に研究室訪問等を通して、研究室にどのような企業への推薦枠があるか、そもそもあるのか確認しておきましょう!
いかがでしたでしょうか。
大学院生には、学部生と違って「2年間研究に打ち込んだ」というアピールポイントが与えられます。このアピールポイントを活かすか、単に2才年食っただけの学生の烙印を押されるかは自分次第です。
フル活用して、就活も乗り切りましょう!