ども。ゲンゴローです。
今回はこんまり先生こと近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」を読みました。
読もうと思ったきっかけ
ここ数ヶ月、とんでもなく仕事が忙しく、次々と降りかかってくる仕事に追われる日々を過ごしておりました。
新人の教育×退職者からの業務引継ぎなどなどなど・・・
ぶ、分身したい・・・・
ふと気がつけば、職場の机周りは書類やふせん、ファイル等が散乱した悲惨な状況に・・・
職場だけでなく、自分の部屋ももれなく、ぐっちゃぐちゃ。
まるで乱れた精神状態を表しているかのようです。
畳まずそのまま放置した洗濯物や、飲みっぱなしのペットボトルが床に散乱した状態でした。
「このままじゃ、ゴミに埋もれて死ぬんじゃなかろうか。」
と思い、わらをもすがる思いで片付けについてググッていたところ、「人生がときめく片付けの魔法」の書籍にたどり着きました。
どんな内容?
本書では、片づけをすることで、以下のメリットが挙げられていました。
家の中を劇的に片付けると、その人の考え方や生き方、そして人生まで劇的に変わってしまうということです。
なかなか信じがたい話ですが、これにはれっきとした根拠があります。
- 短時間でものの取捨選択する決断を繰り返すため、意思決定は早くなる。
- ものを探すストレスから開放されるため、やりたいことに目を向けやすくなる。
確かに、職場での自分の行動を振り返ってみると、まず必要な書類を捜すことからが仕事になり、中々見つからずイライラしていることが何度もありました。
「片付けが人生を変える」というのは必ずしも大げさではないかもしれません。
片付けはマインドが9割
本書では片付けへの考え方として以下を挙げています。
- 片付けはマインドが9割
- 片付けは単なる手法で、目的ではない。
- →とっとと終わらせてやりたいこと・やるべきことに取り掛かる。
- ものを捨てなれない原因は「過去に対する執着」と「未来に対する不安」
片づけるためには、「ものを捨てる」という行為が避けては通れません。
中にはどうしても捨てるのをためらってしまうものが誰しもあると思います。
なぜ捨てられないのか?その原因を本書では「過去に対する執着」と「未来に対する不安」
に分類しています。
この文章を読んでなんとなく自分の中で納得がいく感覚がありました。
自分が捨てようかどうか迷っているものが、「過去に対する執着」と「未来に対する不安」どちらに当てはまるのかの判断を重ねることで、自分の思考のクセを学び、本当に自分が大切にしたいものは何かを明確にできるのでは、と思いました。
どうやって片づけすればいいの?
じゃあ具体的にどうやって片づけすればいいのか?
本書でのポイントは以下になります。
- 捨てるかどうかは、「ときめく」かどうかで決める。
- 片付けは一気にやることで、意識の変化を劇的に起こす
- モノ単位で片づけする日を決める
- モノをかったらすぐパッケージから出して収納する。
- モノの定位置を決める(散らかるのは、場所がきまっていないから。)
ものを捨てるかどうか判断するときには、そのものが「ときめく」かどうかで決める
という考え方にハッとしました。
買って全く着ていない服でも、お店で買うときは「ときめき」を自分にくれたことには変わりがありません。出会いこそに価値があると考え、ものに敬意を持って接することで、捨てることへの後ろめたさから開放されるのではないかと思いました。
どんな人にオススメの本?
本書を読み終わる前に、部屋や職場の机周りを片付けたくてウズウズしたくなる内容がギッシリ詰まった一冊でした。
仕事に追われててんてこまいな人
中々身の回りをきれいに出来ず悩んでいる人
に是非とも読んでもらいたい一冊です。
自分も片付けへのモチベーションをかなり高めることが出来たので、早速ちゃちゃっと片付けたいと思います!